相続と遺産分割について

遺産分割とは??

< 遺産分割、分割協議とは? >
遺産分割とは文字通り、被相続人が残した遺産について分割をすることです。
簡単な例で考えて見ましょう。
Aさんが亡くなり、Aさんの妻Bさんと2人のお子さんC、Dが相続したとします。
仮に遺言などが無く、法定相続分通りに相続したとすると、妻Bさんの相続分が2分の1
2人のお子さんC,Dの相続分が4分の1ずつになります。
遺産が「家」「土地」「預貯金」だったとすると、それぞれ上記の相続分で相続し、全て共有状態になってしまいます。
しかし、共有状態というのは権利関係が複雑になりがちで、何かと不便です。
そこで、例えば「家」「土地」は妻のBさんが取得し、預貯金に関しては2人のお子さんが折半する、というような取り決めをするわけです。
これが遺産分割です。
< 遺産分割の種類 >
今ご説明させて頂いた遺産分割の例は「現物分割」というものです。
実際の遺産そのものを分けるため権利関係はすっきりしますが、不公平になることがあります。
そこで他の相続人に比べ高額の遺産を相続した者が、他の相続人に対して金銭を支払うという方法があります。
それを「代償分割」といいます。
これだと、複雑な権利関係を解消できる上、公平を保ちやすくなります。
他にも、全ての遺産を売却し、金銭で分割する方法もあります。
この方法だと公平さは保てますが、遺産を売却する必要があるため金銭に換えるのに時間がかかることがあります。

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